サーフィンが好きなあなたの家は、
海のそばにあったよね。

玄関を入るとそこには二つのサーフボードと
そしてウェットスーツがあったんだ。

部屋にはラッセンの絵が飾ってあって、
好きなんだってあなたが言ったの。

7つ年上のあなたは、寂しがり屋だった。

帰る時間になったとき、寂しい顔をして
「帰らないで」って言ったんだ。
私には大人に見えていたあなたが
ちょっと頼りなく思えたんだ。

結局、パジャマとお泊まり道具を買ってもらって、
泊まった私。

喉が乾いてお水をつごうとしたら、
それさえもあなたがしてくれた。

優しすぎたあなた。

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